お知らせ

わたとくESD【ユネスコスクール】

ユネスコスクールに正式加盟しました。

2025年4月にユネスコスクール加盟校になりました。これまでのキャンディデート校での取り組みをもとに、ESDに取り組んでいきます。

ユネスコスクールとは

「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」。これは、1945年に採択されたユネスコ憲章の前文です。このユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の理念を学校現場で実践するために1953年に発足したのがASPnet(Associated Schools Network)であり、日本ではASPnetへの加盟が承認された学校を「ユネスコスクール」と呼びます。現在、世界182ヶ国12,000校以上が加盟しています。
 文部科学省と日本ユネスコ国内委員会では、ユネスコスクールを持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)の推進拠点として位置付けており、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の17全ての目標実現に寄与するものであることが、国連総会で確認されています。
 渡良瀬特別支援学校は群馬県内の特別支援学校としていち早くユネスコスクールへの加盟が承認されました。本校では、これまでに以下のような活動に取り組んでいます。
●学校近隣にある鹿田山での環境活動
●SDGs目標の中から重点的に取り組む目標を示した、「わたとくSDGs」を教室や校内各所に掲示し、周知する。

●先生方の授業実践を、わたとく「みんなのSDGs」としてまとめ、校内掲示する。

●エコペットボトルのキャップ回収や書き損じはがきの回収により、リサイクルの徹底、資源の有効利用を目指す。

●近隣校との交流および共同学習としてサツマイモの苗植えや収穫に参加したり、鹿田山フットパスのチップ敷きを地域の人々とともに活動し、ともに生きることを学ぶ。
●鹿田山における菜種まきやサツマイモの栽培に参加することで、作物を育てることの大変さや食料の大切さを実感し、日本の食文化や世界の食糧問題に目を向けるきっかけとする。