校長室より

あいさつ

「群馬県立渡良瀬特別支援学校ホームページ」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

 本校は、昭和54年の養護学校義務制に伴い、群馬県東部地区における知的障害のある児童生徒のための学校として開校しました。今年度で創立47年目を迎えた伝統ある特別支援学校です。みどり市笠懸町鹿の地に広がる鹿田山中腹に位置し、四季折々の美しい自然の中で、児童生徒たちは、明るく、楽しく、生き生きと学習活動を続けています。小学部、中学部、高等部を有し、今年度は、小学部39名、中学部28名、高等部116名の計183名でスタートしました。

 開かれた学校作りを目指し、地域の皆様とは「鹿田山環境保全ネットワーク事業」での活動を始め、お祭り等での和太鼓演奏など、多くの交流・連携をさせていただき、児童生徒の大きな励みとなっております。さらに、近隣の高等学校や小中学校との学部単位での学校間交流や児童生徒の住所地にある小中学校での居住地校交流なども実施しております。

 こうした、地域へ開かれた学校、地域とつながる学校としての取組を軸に、児童生徒の卒業後の生活の自立と社会参加を目指して、小学部、中学部、高等部の12年間をとおして計画的に教育活動を展開しております。

 また、本校は、これまで、全校児童生徒が、SDGsの意識を育めるようにといった視点に立ち、様々な教育活動に取り組んできました。その成果が認められ、今年度、「ユネスコスクール」に認定されたところです。引き続き、SDGsの視点に立った教育活動を推進し、児童生徒たちの個々の能力や可能性を最大限に伸ばせるよう、教職員が一丸となって取り組んでいきます。

 

 このホームページでは、本校における様々な教育活動の様子も紹介していきます。

 渡良瀬特別支援学校のことを多くの方に知っていただき、皆様からあたたかなお力添えをいただけますよう、心よりお願い申し上げます。

令和7年4月

群馬県立渡良瀬特別支校

校長  近藤 千香子

 

  群馬県立渡良瀬特別支援学校

マスコット:「わたぽぽ」ちゃん